もぐらの生活

37才男、夜勤介護職の日記

4月19日㈬

夜勤明け。雨。明けの帰りはたまに梅田で一杯やっていく誘惑に襲われる。今日は勝てそうだ。雨の日に自動的に頭に流れる曲と言えば青葉市子の雨(クラムボンのカバー)、くるりのばらの花、雨上がり、秦基博のrain(大江千里のカバー)あたりだ。最近はずいぶんと何も感じ取れない日々が続いている。哀しいことのはずなのだが、その哀しさをも感じ取れず、またそれに対する哀しさが実感無くここにある。安心な日々とも言えるのだろう。思い切り泣いたり笑ったりしたい。

4月18日㈫

夜勤入り。出勤前に小山田壮平さんのLIVEDVDを見る。「あの日の約束通りに」という曲が好きだ。「君が小さく頷けば朝のコンビニに走るよ 暗くなるようなニュースには今は触れないでおこうか 丸い背中を撫でながら いつまでもこのままでいてと 神様は信じられないけど 祈るように眠るんだ」この部分が特にいい。儚くも美しい。選挙カーがいなくなって嬉しい。

はじめに

これは37才男、夜勤専従介護士の日記です。夜勤専従ということは夜勤しかしないので、皆さんが寝ている間に起きて、ひとりで働いています。そして皆さんが動き出す頃に巣に戻り、寝ます。まるでもぐらです。だからもぐらの生活なのです。

もぐらにも夢や希望があって、休日やため息があります。そんなことを書き綴っていこうと思います。